さつまいもを甘くする方法や中が黒いのは食べれる?日持ちの方法や英語で何て言う?

さつまいもを甘くする方法、中が黒いのは食べれるのか、保存方法や英語での表現方法を説明します。

さつまいも

甘くする方法

甘くないさつまいもを甘くする方法です。

  1. 電子レンジ使用法
    • 最初は600Wで3分加熱し、その後200Wで12分加熱。
    • 濡れたキッチンペーパーとラップで包んでから加熱するとしっとり仕上がる。
  2. オーブン使用法
    • 洗ったさつまいもを濡れたままアルミホイルで包み、160℃で1時間30分加熱。
    • 予熱なしでじっくり温度を上げる。
  3. フライパン使用法
    • アルミホイルで2重に包み、フタをして15分弱火で焼く。裏返してさらに15分焼く。
  4. トースター使用法
    • 片面15分ずつ、合計30分加熱。
    • アルミホイルで包むかどうかで食感が変わる。
  5. 炊飯器使用法
    • 洗ったさつまいもを炊飯器に入れ、水を少し加えて炊飯モードで炊く。
  6. 他の食材との組み合わせ
    • さつまいもをサラダやスープなどに使い、相性の良い食材と組み合わせて甘さを引き出す。
  7. 塩水につける:
    • 海水程度の濃度の塩水に一晩漬ける。
    • 160度から180度のオーブンで焼く。

家庭でも、専門店のような甘い焼き芋を楽しむことが出来ると思うので、是非試してみてください。

中が黒いのは大丈夫?

さつまいもの皮に見られる黒い液体や、切り口が黒く変色する現象についてですが、これは「ヤラピン」という成分によるものです。

このヤラピンは、さつまいもを切った際に出る白い液体に含まれており、空気に触れることで時間が経つにつれ黒く変色します。

このため、さつまいもの断面や皮の傷から出る液体が黒く見えることがあります。ヤラピン自体は食べても害はありませんが、変色した部分は硬くなることがあるので、気になる場合は取り除くと良いでしょう。

変色を防ぐには、切ったさつまいもを水にさらすことが有効です。

ヤラピンには、腸内の運動を促進し、食物繊維と合わせて腸内環境を整える効果があるとされています。

しかし、切った時にすでに黒い斑点がある場合は「低温障害」の可能性があり、これは避けるべきです。

さつまいもの断面が茶色くなっていたり、白や緑色のカビが見られたり、やわらかく異臭がする場合は、傷んでいるので食べない方が良いです。

ヤラピンによる変色か、それとも傷みによるものかを見極め、安全に美味しくさつまいもを楽しんでください。

日持ちする方法

さつまいもは繊細な野菜で、適切な保存方法をしないと甘さが減ったり、腐りやすくなったりします。保存方法は次の通りです。

  1. 水分を避ける
    • 常温で保存する場合、水分を避けましょう。
    • 濡れた状態で保存すると腐る原因になるので、乾燥させて保存します。
    • 土が付いている場合は、手で払うだけで、水洗いしないように注意。
    • 濡れた場合は、天日干しで乾かしてから保存。
  2. 新聞紙に包んで冷暗所に置く
    • さつまいもを新聞紙に包み、日の当たらない場所に置きます。
    • 空気に触れると腐りやすいため、新聞紙を二重にして包む。
    • 保存場所は床下や直射日光が当たらない場所が理想。
    • 多量の場合は、新聞紙に包んで段ボールや紙袋に入れ、穴を開けて空気の循環を良くして涼しい場所に置く。
  3. 保存期間は1〜3ヶ月
    • 常温での保存期間は1ヶ月から最大3ヶ月。
    • 洗われたさつまいもは約1ヶ月、土付きの状態なら最大3ヶ月持ちます。
    • スーパーで売られている洗われたさつまいもは、早めに使い切る。

きちんと保存することによって、美味しいさつまいもを長く楽しむことができます。

英語で表現

さつまいもは、英語で

  • sweet potato(スイートポテト)と言います。

甘い芋なので、そのままですね。

ですが、米国やカナダでは、

  • yam(ヤム)

ニュージーランドでは、

  • kumara(クマラ)

などと言われています。

またオーストラリアでは、Gold, whiteなどと色の名前がついて、

  • Gold sweet potato

と呼ばれたりしています。

国によって、多少さつまいもの呼び方が違っています。ですが、基本はSweet potatoで表現できます。

通常、焼き芋は、

  • baked (ベークド)sweet potato

と言いますが、もし"石焼き芋"を英語で言いたかったら、

  • stone roasted(ストーン・ロースティット) sweet potato

と言うと良いでしょう。

さつまいもの、ホクホク・ねっとり感は、

  • flaky(フレーキー):ホクホク
  • sticky(スティッキー):ねっとり

と表現できますよ。

まとめ

冬になったら美味しいさつまいもですが、調理方法や保存方法を知ることで、美味しく長く食べることができます。ぜひ堪能してください。

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