16世紀には金属加工技術が進歩し、金属製ブレードを備えたスケート靴が誕生。この変化はスケートを移動手段からスポーツへと進化させるきっかけとなり、スピード調整やカービングなどの技術が可能になりました。
スケートがスポーツとしての地位を固めたのは18世紀です。オランダではスピードスケートの大会が開催され、これが現代のスピードスケートの原型です。
一方、スコットランドではフィギュアスケートの基礎が作られ、19世紀にはアイスホッケーも誕生しました。これらの競技はスケート靴の進化に伴い発展してきたのです。
服装
スポーツでは安全な服装が大切です。スケート場は、室内外問わず約14℃に保たれるので、寒さ対策が必要です。
動きやすく着脱しやすい服、長袖・長ズボン、指が出ない手袋、帽子やヘルメット、厚手の靴下、体温調節できるアウターをおすすめします。
動くと暑くなって、逆に邪魔になる可能性もあるので、体温調節がうまくできる格好をするのがポイントになります。またこれらは怪我の予防に役立ちます。
スケートを上手に滑る重要なテクニック
スケートの際の重要なテクニックを3つご紹介します:
- 立ち方: スケートを始める際には、足をV字型にしてかかとをつけ合わせるのが基本です。これにより、スケートリンク上でしっかりとバランスを保つことができます。
- 移動の方法:
- 前進: 氷上で安定して立てるようになったら、次は前に進む練習をしましょう。これを行うためには、足を交互に小さく動かすことがポイントです。
- 後退: もし前進が速すぎると感じたら、足を内股にしてゆっくり後退することができます。内股でハの字を作るとブレーキがかかります。
- 曲がる方法: 前進の際に足を交互に出す動きを利用して、出した足を斜めに伸ばすことで自然に曲がります。
これらの技術をマスターする上で、特に意識するべきは重心の位置です。例えば、前に進む際は足裏の重心をかかとに移動させることで、より効果的に前進できます。
これらの基本的なスケートの方法に慣れたら、重心の使い方にも注意を向けてみてください。特に初心者の方には、これらのポイントを意識することをお勧めします!
スケート場での注意点