ニット帽やビーニーの重要性:
- 頭部の冷えは集中力の低下につながるため、頭を温かく保つことが重要。
- ビーニーは汗を吸収し、頭部を保温する役割を果たします。
- 耳を温めるためにも、ニット帽やビーニーの着用は非常に役立ちます。
ソックスとパンツの選び方:
ソックス:
- 分厚いソックスを選ぶことで、足へのクッション性を高めます。
- 不安定な地形を歩く際に、分厚いソックスが足全体を保護。
パンツ・ズボン:
- レイヤリングとして、タイツとハードシェルパンツの組み合わせを基本とします。
- タイツはコンプレッションタイツを使用しても可。
- ハードシェルパンツを用いて通気性を調節し、体温を適切に管理します。
グローブ選びのポイント:
- アンダーグローブは、グローブの中で手を動かす際に邪魔になることがあるため、必ずしも必要ではありません。
- ミトンタイプのグローブは、保温力が高く、特に厳しい冬の条件下で役立ちます。
- グローブが濡れてしまった場合、凍傷を防ぐために予備のグローブを持つことが重要。
道具編
ザック:
- 容量は日帰り、小屋泊、テント泊によって異なります。
- ピッケルやスノーシューを外側に取り付けられる機能性のあるザックを選ぶ。
登山靴:
- 保温材が使われた登山靴を選ぶ。
- シャンク入りで安定性に優れた靴を選ぶ。
- アイゼンを装着できるかどうかを確認する。
アイゼン・チェーンスパイク:
- 残雪状況や登山道の勾配に応じて選択する。
- チェーンスパイクの場合、爪の深さをチェックする。
サングラス:
- 冬山は紫外線が強いため、サングラスが重要。
- 雪盲症を防ぐために適切なサングラスを選ぶ。
- 雪の凹凸が分かるサングラスを使用する。
ピッケル:
- 急斜面での上り下りにおける安全性を高める。
- 滑落を防ぐために重要。
- さまざまなシーンで体を支えるために使用される。
コンパス・GPS機器:
- ホワイトアウト時に方向を確認できるようにする。
- 道が見えない状況を想定し、コースから外れないようにする。
エマージェンシーキット:
- ビバークを想定したキットを準備する。
- ツエルト、エマージェンシーブランケット、ガスストーブ、クッカーなどを含む。
ファーストエイド:
- 夏山用の基本キットに加え、冬山登山特有の要素を追加する。
モバイルバッテリー:
- 寒冷地ではバッテリー消耗が早いため、スマホやヘッドライト用のモバイルバッテリーが重要。
おススメの山
【長野県】入笠山
入笠山は、長野県の南アルプスに位置する標高1,955mの山で、アクセスのしやすさから人気があります。
ゴンドラが設置されているため、南アルプスへの登山を始める方には特におすすめです。ゴンドラを利用することで、日帰りで山頂への登山が可能になります。
ゴンドラの終点からは案内板が設置されており、それに従えば山頂まで迷わずに登ることができます。
【東京都、山梨県】三頭山(みとうさん)
東京都と山梨県に位置する三頭山は、アクセスが便利で冬でも登山者が多く訪れます。標高1,531mの頂上には、都心から近くても本格的な登山を楽しむことができます。
日帰りで雪山登山の体験が可能です。多くの登山ルートがありますが、最も人気のあるルートは「都民の森コース」です。
このコースは整備されており、初心者にもアクセスしやすいスタート地点となっています。
【長野県】北横岳
北横岳は長野県に位置する八ヶ岳連峰の一部で、標高は2,480mです。この山は、ロープウェーを使って2,200mまでアクセスできるため、日帰り登山に適しています。
登山道は比較的なだらかで、高度な技術が必要ないため初心者にもおすすめです
【群馬県】赤城山
【東京都、埼玉県、山梨県】雲取山
雲取山は、東京都、埼玉県、山梨県にまたがる東京都最高峰の山です。四季を通じて人気が高く、特に夏は日帰り登山が可能ですが、冬は日照時間が短いため、一泊二日の登山が推奨されます。
山頂近くの雲取山荘での宿泊が一般的です。三峯神社からのルートは初心者におすすめで、途中には多くの休憩所があり、天気が良いと奥多摩の山々を一望できます。
雪山での安全な登山に必要な基本装備を、初心者の方にも理解しやすいように説明します。また雪山登山におすすめの山のリストも紹介しました。これらの情報を参考にして、雪山登山の準備をしてみてください。