初詣のおみくじの意味、いつまでで何回も引ける?持って帰る?英語でも紹介

初詣のおみくじの意味や、いつまでひけて、何回まで大丈夫なのか、ひいたおみくじは持って帰っても良いのか?など説明します。

初詣のおみくじの意味

おみくじの根源は古代の「くじ」にあります。

かつて、「くじ」は重要な決定や祭りの際に、天や神の意志を尋ねる神聖なアイテムとして活用されていました。

その伝統が時代と共に、私たちが知る「おみくじ」という形に進化しました。

初詣の際のおみくじで、もし不運な結果が出ても、落胆することはないです。おみくじの結果よりも、そのメッセージの中身に注目することが大切です。

おみくじには、現状や今後の行動のヒントなど、価値ある情報が込められています。その情報は、これからの出来事への対処法やアドバイスとして受け取ることができます。

いつまでに行けばよい?

初詣にいつまでに行けば良いという決まりはありません。

ただ、新しい年のスタートを神様や仏様に感謝する意味合いから、一般的には1月1日から3日の間や、松の内とされる期間(関東では1月7日、関西では1月15日まで)に参拝することが推奨されています。

とは言え、暴風雪などで天気が酷かったら、なかなか行けませんよね。

自動販売機を備えた神社や、常にスタッフがいる社務所がある場合は、年中無休でおみくじを引くことができます。

通常、訪れる人が少ない静かな神社は、正月の期間だけおみくじを提供する傾向があり、その日程は神社ごとに異なる可能性があります。

そのような神社でも、要求があれば社務所のスタッフが対応しておみくじを提供することがあります。これはしばしば、スタッフの可用性や神社の日常運営に基づいています。

また、おみくじ自体に特定の有効期限は設けられおらず、年間の運勢を尋ねる際に引くなら、その1年が期間となります。それ以外の場合、望みが実現するまでの時間を参考にするのが良いです。

何回まで?

おみくじの回数には明確な上限は設けられていません。

もちろん、何度も引くことは可能ですが、吉や凶よりも中に書かれている言葉の方が大切です。そのため、良い結果を追い求めて何度も引くのはお勧めしません。

年始の初詣以外でも、現在の運勢を知りたい時や、何かのヒントを得たい時におみくじを引いてみるのも一つの方法です。

マナー

初詣でおみくじを引く際の作法・マナーについて説明します。

  1. 先に参拝:初詣で寺社を訪れる際、おみくじを引く前にまずは参拝をしましょう。
  2. 心の準備:おみくじを引く際は心を落ち着け、神様や仏様に対する敬意を持つことが大切です。何か特定の願いがある場合、それを心の中で念じるとよいでしょう。
  3. 料金の支払い:おみくじを引くためには多くの場合、料金が必要です。指定された場所に正確な料金を入れてからおみくじを引きましょう。
  4. 一つだけを選ぶ:おみくじの箱や容器を適切に振り、一つだけおみくじを取り出します。複数同時に取らないよう注意しましょう。
  5. 内容を読む:おみくじの内容をゆっくりと読み、そのメッセージを受け取ります。吉凶だけでなく、具体的なアドバイスや指南も含まれていることが多いので、全ての内容に目を通すとよいでしょう。
  6. 結ぶか持ち帰るか:吉凶によって、おみくじを寺社内の特定の場所に結ぶことも、持ち帰ることもできます。特に凶や末吉などの場合、不運を避けるために寺社内で結ぶという方もいます。
  7. 感謝の心を忘れずに:おみくじを引き終えた後、再び神様や仏様に感謝の気持ちを表しましょう。

初詣は新年の始まりとして特別な意味を持つため、その場の雰囲気や他の参拝者の様子に留意しながら、心静かに作法を守って行動することが大切ですね。

持って帰る?

不運な結果を得た場合、多くの人が神社の木にそれを結びつける傾向がありますが、実は家に持って帰るのが推奨されています。

おみくじの真髄は、幸運や不運だけを知るためではなく、健康や富などの詳細なアドバイスを受け取り、これを人生の手引きとして利用することです。

運命が不吉だったとしても、それを家に持ち帰るのは構いません。実際、受け取ったおみくじの内容を深く考えることで、未来の選択をより良くするヒントとして活用するべきなのです。

実際に次の年までお財布に入れておき、時々見直したり、おみくじの詩を参考にし、ライフプランとして手帳に書いておくなどするのが良いようです。

年明けのおみくじの結果に関係なく、家に持ち帰り、そのメッセージを真剣に受け止めるのが大切です。

英語で説明

おみくじを英語で言うと、

  • Omikuji
  • Omikuji is a fortune-telling paper strip
  • a paper fortune

と言えます。

「Omikuji」という日本語も少しずつですが、浸透しつつあります。

「おみくじを引く」は、

  • draw an omikuji/a fortune-telling paper strip/a paper fortune

です。

  • 大吉:great blessing / great fortune
  • 吉 :blessing / fortune
  • 中吉:middle blessing / middle fortune
  • 小吉:small blessing / small fortune
  • 末吉:future blessing / future fortune (good fortune but you’ll have to wait
  • 凶 :curse / bad fortune
  • 大凶:great curse / great bad fortune

お寺や神社に行っておみくじを引くことは、間違いなく日本ならではの慣習です。

ですが、海外の中華料理屋で「fortune cookie(フォーチュン・クッキー)」と言う運勢がかかれたおみくじが入ったクッキーが食後に提供されることはあります。

ちなみに「初詣」は first visit of the new year と表現します。

まとめ

おみくじは、古くは重要な決断をする際の神仏の意向を知るための「くじ」から始まっり、引く前には参拝をし、特定の願いや質問を持つと良いでしょう。

結果は境内で結んだり、持ち帰ったり自由ですが、不要になれば寺社に返すことが良いとされています。

初詣の時期に特定のルールはないですが、お正月から松の内が一般的。おみくじはいつでも何度でも引けますが、結果よりメッセージの内容を大切するのが大切ですよ。

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